こんにちは。
毎年12月になると公的機関で次年度の専門家登録の公募案内が出てきます。
12月から2月くらいまでが公募のピークです。
今回は、公募のピークの時期の今だからこそ、これから独立を目指す・独立したばかりの中小企業診断士に知っておいてほしいことをまとめてみました。
この記事の目次
公的機関とのつながりは公募がおすすめ
公的機関の専門家になるためには、2通りの方法しかなくて
- 1、すでにつながりのある人からの紹介してもらう
- 2、公募を見つけて自分で応募する
のいずれかです。
実際に統計を取ったことはないですが、おそらく今公的機関の専門家登録している方の大半は1の紹介だと思います。(肌感覚では、8割〜9割くらいは最初のスタートは紹介ではないでしょうか。)
しかし、紹介は自分のコントロールが効きにくいです。
そのため自らで動いて専門家の仲間入りをするには2の公募を利用するのがおすすめです。
私自身の公的機関の専門家としての歩みも公募がスタートでした。
情報にアンテナを立てて公募情報をゲットし応募する。
やることはこれだけです。
公募情報はどうやってゲットするのか
公募情報は全国の中小企業支援施設のWebサイトに掲載されます。
ちなみに、全国の支援センターのリストは中小企業庁のWebサイトにあります。
例えば、都道府県等中小企業支援センターのリストはこちらにまとまっています。
このサイトを1つ1つチェックしていけば情報は確実に得られるのですが、そんなことしている暇はない!?という方が大半だと思います。
そうした場合は、「Googleアラート」というサービスを使うのもおススメです。
Googleアラートは特定のキーワードを指定すると、そのキーワードに沿った新着のWebサイトの情報をお知らせくれるサービスです。
ここに「公的機関 専門家派遣」「登録専門家 募集」など、支援機関が公募情報をアップした時にお知らせを受けられるようにするのです。
私自身もこのサービスを使って様々なキーワードを登録して日々公募情報を収集しています。
それをFacebookページに投稿したりしています。
こうしたひと工夫して情報を集めてみてください。
さて、話を戻します。
専門家登録 ≠ 仕事がくる
公募ですから要件はあります。
企業内の方でも登録可能なものから、独立してないとダメ、独立してから○年以上経過していないとダメなど色々。
審査(書類・面接)があるもの、書類を出せば登録できるもの、これも色々なパターンがあります。
要件にマッチしない登録はできませんが、やはり独立をして中小企業診断士として活躍していくにはうまく公的機関の専門家になって仕事を得たいところです。
ただ専門家登録については、大きな注意点があります。
専門家として登録できたとしても仕事が来るとは限らない。
ということです。
公的機関の中には専門家派遣をコーディネートする人がいて、その方が「この案件にマッチする専門家は誰か?」と探してお声がかかります。
そこで目につかなければ、いくら専門家登録できてもお声はかからないのです。
# このテーマについては、以前当ブログにて「公的機関からの仕事の取り方」にもまとめていますので、合わせてご覧ください。
最初のうちは実績がありませんから実績で呼ばれることはありません。
となるとプロフィールから選んでもらうしかありません。
プロフィールにひと工夫を!
少し話は前後しますが、専門家として公的機関に登録する際プロフィールを提出いたします。
そこにはどんなテーマの支援ができるのか、得意分野は何か、過去の支援実績などを書くようになっています。
そのプロフィールの中の支援分野や得意分野を見て、公的機関の中の人が支援テーマとあう専門家を選定いたします。
ここで独立したての中小企業診断士がよく間違えることとして、いろんな仕事の声をかけてほしいからと支援できる分野に自分のできそうなことを全部書く人がいます。
なんでも頑張るのでお声がけください!!的な感じです。
ただこんなプロフィールを書いている間は、選ばれて連絡の来ることはありません。
なぜなら、選ぶ側が結局この人は何ができる人かわからないからです。
なんでも60点の人には声はかかりません。
でも、1つに絞って、その道の専門家であるようなプロフィールを書けば、選ぶ側の人の目を奪うことができます。
最初のうちは色々と書きたくなる気持ちはわかります。
ですが、色々書きたい衝動をぐっとこらえて、これから重点的にその仕事をやっていきたい!という分野1つに絞り込み、プロフィールを提出することをお勧めいたします。
最大でも2つまででしょう。
公的機関の中の人の気持ちになって考える。
私もいくつか専門家登録をさせていただいていますが、戦略的にこれから増やしたい仕事の分野に限って登録しています。
以前は、「事業計画策定」とか「経営戦略」とかにもチェックをつけて支援できます!アピールをしていましたが、この部分って中小企業診断士なら誰でもチェックつけているでしょうから、今はあえて外しています。
公的機関の中の人も、できれば実績のある人にお願いをしたいという想いが強いのですが、ただ同じ人ばかりに偏って依頼することができにくかったり、今回は新しい専門家を発掘したい!となるときも多いです。
そうした時に確実に見つけてもらえるよう、プロフィールはエッジを効かせたものにしましょう。
その方が幕の内弁当的なプロフィールよりも結果的に仕事につながります。
複数の公的機関で登録する場合は、登録する先でプロフィールを分けるのもいいかもしれません。
A機関では創業の専門家、B機関ではマーケティングの専門家として登録というイメージです。
専門家の選定理由をこちらから提供してあげることで、公的機関の中の人が選定しやすくなるわけです。
場合によっては、コーディネーターが上長に対してなぜこの人をこの派遣の専門家にするのか説明しなければなりません。
この時に〇〇の専門家だからといえるように、プロフィールを作っておいて上げればいいのです。
それには、エッジを効かせるしかありません。
さて、皆様は何の専門家としてエッジを効かせますか??
もしエッジを効かせたい分野においてまだ実績がない・・・なら、それは早急に実績を作りましょう!
実績はできるものではなく、作るものですから。
# 実績の作り方ついては、コラム「実績の作り方」を参考ください。
それでは。
平阪 靖規
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