皆様、こんにちは。
令和4年4月1日より中小企業診断士制度の一部が改正されているのをご存知でしょうか。
例えば、中小企業診断士試験の受験手数料が改定され値上げされたり、実務補習の対象企業数が現在の「3社以上」から「2社以上」となったりしています。
受験手数料の値上げはすでに実施されています。
具体的な改訂内容は以下の中小企業庁のサイトをご覧ください。
この変更の中の実務補習の対象企業数が変わることに伴い、具体的に実務補習の実施方法が変更されることになりました。
対象企業がこれまでの3社から2社となることから、現在の「5日間 × 3社」から「8日間 × 2社」へと変更となります。
※15日間コースに参加する場合は、8日間 + 7日間 で実施されます。
令和5年度(今年度)は従来の5日コース&15日コースで行われますが、令和6年度の夏より新しい形で実施されるようになります。
具体的には、令和6年度は移行期として従来の5日コースと8日コース&15日コース(8日間+7日間)の併用、令和7年度の夏より完全移行が予定されています。
診断士協会より実務指導員向けに変更に関する通知が来ましたので、いよいよ本格的な移行に向けて動き出したようです。
まだ詳細な日程の組み方は検討されているようですが、想定するに1社の支援に対して会社を休まなければならない日が増えるなど、受講生の負担増加は懸念されるところです。
しかし、一方で1社に対してディスカッションできる時間が増えるため、より深い診断報告書が作成できるメリットも大きいと思います。
これから実務補習を受ける方は、動向に注目ください。
平阪 靖規
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