「中小企業診断士1年目の歩み方」ということで、中小企業診断士試験に合格後にどのような活動をしていくべきか・・・このように考えられている方も多いのではないでしょうか?
今回は「実務従事って何・・・?」ということでお送りします。
1.実務補習について
中小企業診断士試験1年目の方に「実務補習は受けた方が良いですか?」という質問を受けることが多いです。
ちなみに「実務補修」と書くと、ネットが荒れますので要注意です!!
中小企業診断士として登録するためには、中小企業診断士第2次試験に合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けるか、診断実務に15日以上従事する必要があります。
中小企業診断士として合格しただけでは、中小企業診断士として名乗れないのです!!
まだ登録されていない段階で、SNSで「中小企業診断士・・・・・」と名乗ると、やはりネットが荒れますので注意してください。
話がそれました・・・。
実務補習は、15日間コースと5日間コースがあります。
15日間コースは、5日間コースが3回分あるという内容です。
ちなみに令和5年度2月に開催される実務補習のスケジュールはこちらです。
他の地域の日程は、中小企業診断士HPからご覧ください。(こちらをクリックしてください)
実務補習に関しては、申込後すぐに定員オーバーになることが多いです。
めちゃくちゃ激戦です。
2月以外では、例年7月、8月、9月に5日間コースが開催されます。
つまり最短で中小企業診断士として登録するためには、実務補習の場合は2月の15日間コースを受けるしかありません。
2月で5日間コースを受けられた方は、7月、8月、9月の5日間コースを2回受講する必要があります。
ちなみに私が中小企業診断士に合格したときは、合格発表が12月でした。年末で仕事が忙しく、年明けに上司と実務補習を受けるか相談しようと思っていました。
しかし、年明けにサイトを見たら、既に定員に達していました。
聞いてないよ・・・・・。
軽く絶望の淵に立ちました。
私は早く中小企業診断士として登録がしたかったので、何か方法が無いのかネットを探しました。
そこで実務従事という言葉を知りましたが、実務従事とはどうやれば良いの??という謎が残りました。
2.実務従事とは?
実務従事とは、実務補習以外の場で診断実務に取り組むことを言います。
実務補習のように5日間、15日間という縛りはありません。
実務従事を行った場合は、診断先企業から「診断助言業務実績証明書」をいただくことになります。
(「診断助言業務実績証明書」は中小企業診断協会HPから取得できます。こちらをクリック)
ちなみに私は全て実務従事にてポイントをゲットしました。
当時銀行員であったために、取引先にコンサルを行い診断助言業務実績報告書をいただきました。
なので「実務補習は受けた方が良いですか?」という質問に対しては、「皆さん良いって言いますね・・・」「仲間との絆が築けると聞きますね・・・」という漠然とした回答しかできません。
ただし、全て実務従事でポイントを取った私としては、「指導員である中小企業診断士にコンサル手法やノウハウを教わりたかった」ということは間違いなく言えます。
3.コムラッドファームジャパンの実務従事サービス
コムラッドファームジャパンにおいても実務従事サービスを行っています。
というか再開しました・・・。
3月の実務従事案件に関しては、申込開始から3日間で定員に達してしまいました。
楽しみにされていた方申し訳ありません。コムラッドファームジャパンのトップコンサルタントから直接指導を受けられることがメリットです。
また、Zoomでも参加可能であるために地方在住の方も利用できます!!
サービスの詳細・お問い合わせはこちらから
今後も実務従事サービス・セミナー情報などを定期的に配信していきます。
また、メルマガ登録をしていただくといち早く情報を受け取ることができます。
メルマガ登録はこちらから
◎お知らせ
①CFJ実務従事サービス復活します。
しばらく実施できなかった実務従事サービスを再開します。3月の案件を募集に関しては定員に達しました。
今後、実務従事案件サービスを随時行っていきますので、よろしくお願いいたします。
<詳細はこちらをクリック>
②中小企業診断士向けセミナー開催
3月から中小企業診断士向けセミナーを実施予定です。
補助金・マーケティング・DX・M&A、資金調達のセミナーを予定しています。
開催日時が分かりましたら、またお知らせします。
髙岡 健司
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